2015年01月08日

新春来福

2015年 羊 あけましておめでとうございます

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                       Aries T ed90








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町田小田急二人展に寄せて  襾漫 敏彦氏より 2014 11.23 


時を重ねた互いの個性の佇まい


絵・八木原由美

 陶・天狗寺陶白人

   二人展に寄せて


襾漫敏彦


 天狗寺氏の導きに誘われて小田急百貨店で開かれた絵と陶の二人展に足を運びました。陶器の置かれる空間の場の張りをないがしろにしない天狗寺氏が、美人画の織り成す領域の中に、どのように陶を現わしていくのか興味はつきませんでした。

 葉書の写真では、ステンドグラスのような色のメリハリを感じていた八木原さんの絵は予想とは異なり、細部が色の深さを波うたせながら描きこまれていました。それ故に、部分は互いに主張をひかえていて、自然に女性のまなざしに心が向いていくような絵です。調具、壁の文様、猫、そして身にまとう衣、色の厚みにそれぞれが朧気になりながら、全体として薄絹として彼女の視線にまとわれているようです。押し出してくるのでなく、殿方の袖をスッとひくような趣のある絵でした。

 二人展の空間は、八木原さんの絵が場を成していると考えていた予想に反して、陶白人の作品が空間の柱でした。陶白人の作品を観る時、八木原さんの絵は余計なことを加えず、むしろ隠れる。けれども、その時、そこはかとない香りが漂い、まなざしを感じる。そして、まなざしに捕えられたとき、器に一服の茶が点じられている。


 互いが、それぞれでありながら確かな空間を支える。そこにひとりの女性が座ると、その中に庭が広がる。物、暮らし、婦人。百貨店という空間で、「入れ子」構造になって、散策する気持ちを味わえた趣深い展覧会でした。


襾漫敏彦氏はフェイスブックの「ネット上・美術広場・朝が谷無限堂」にて、主に美術評論を展開しておられます。



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